宮古島「魔王の宮殿」
大自然が創り上げた造形美！

おすすめ時期：11月～4月

宮古島三大地形ポイントと言われる魔王の宮殿は、宮古島から橋で繋がる下地島にある下地島空港のすぐ横にあります。宮古島の港からはボートで約30分ほどで、ダイビングポイントに到着します。

地形ポイントが多い宮古島の中でも1位2位を争う人気ポイント。魔王の宮殿はサンゴリーフの下にあり、小さな穴から中に潜ります。洞窟の中は3つの部屋に分かれ、複雑な地形をしています。アドバンス以上のライセンスが必要ですが、水深は5～30mと宮古島の三大地形ポイントの中では難易度は低め。
天気によって全く異なる風景を見せてくれるので、何度も訪れたくなるポイントです。

メインテラス（エントランス）

まず潜ると、この魔王の宮殿のエントランスホールに入ります。海上から差し込む光が照らす不思議な空間です。エントランスホールは複雑な地形の為、少し動くだけで違った顔を見せてくれます。

玉座の間（メインホール）

魔王の宮殿といえばここ！と言える場所。
岩の形がマントを被った魔王に見える…という事で魔王の宮殿と名前が付いたと言われています。
雑誌などでよく見かける、輝く光が差し込む写真は、晴れた日にしか見れません。メインテラスから真っ黒な通路を抜けると、輝く光が空から降り注ぎぐ玉座にたどり着きます。暗闇を抜けた先の風景は圧巻！キラキラと輝く景色は神秘的で、魔王よりも神々しい何かが降りてきそうです。光がまっすぐに差し込む時間は、季節によって異なるので、ダイビングショップに教えてもらうのがベスト。

魔王の寝室

メインホールを抜けると魔王の寝室があります。夏以外の季節は光を通さない薄暗い部屋ですが、光が差し込む朝のよう…まさに魔王の寝室ですね。

おすすめは冬

宮古島のダイビングポイントは、夏は伊良部島の北側、冬は下地島の西側…と季節によって潜りやすいエリアが決まっています。

魔王の宮殿がある下地島の西側は、東方向からの風が吹いている冬がおすすめ。宮古島では秋から春（11月～4月）にかけて東風が吹くので波が穏やかになり、魔王の宮殿で潜りやすくなります。

夏でもチャンスはある

夏は南風が吹くため、魔王の宮殿があるポイントは波が高くなります。夏場の方が美しい景色が見られるということもあり、夏に潜りたい！という人も多いです。
そんな風向きが悪い夏場でも、そよ風程度のコンディションであれば潜れる日も。
夏にしか見られない魔王の寝室に差し込む光が見たい人は、潜れたらラッキーと思ってダイビングショップにリクエストしてみてください。

絶対に魔王の宮殿に潜りたい！という方は秋から春のダイビングツアーをおすすめします。

魔王の宮殿に潜りたい場合には、事前に「魔王の宮殿で潜りたい！」とダイビングショップへリクエストしましょう。事前に希望を伝えておくことで、連れて行ってくれる可能性が高くなります。
しかし、魔王の宮殿は中～上級者向けのポイントなので、当日一緒に潜るダイバーのレベルによっては潜れないこともあります。

希望のポイントに潜れる時期かチェック宮古島のダイビングは季節によってもぐれるポイントが異なります。魔王の宮殿へのダイビングは11月～4月がおすすめ。

多く潜れば確率もUP！1日2ダイブより2日4ダイブ。潜る回数が多くなるほど潜れる確率も上がります。また、前日から同じショップで潜っていると、ダイビングスキルがどれくらいのレベルか把握してくれるので安心して潜れます。

※ 当日の海洋状況や参加者のレベル、ショップスタッフ等の事情により、「魔王の宮殿」にご案内できかねる場合もありますので予めご了承ください。
※ こちらのダイビングツアーは潜るポイントを確約するものではありません